京都大学 | 医学研究科人間健康科学系専攻 ASDproject

京都大学大学院医学研究科 履修証明プログラム
「発達症への介入による国民的健康課題の解決」

ASD project 第1期生 フォローアップシンポジウムが開催されました。

 令和4年2月6日(日)、ASD project 第1期生 フォローアップシンポジウムが対面およびオンラインのハイブリッド形式で開催され、運営委員や外部評価委員、第1期生から第3期生までの受講生が参加しました。はじめに、滋賀県知事の三日月 大造 様、滋賀県教育委員会教育長の福永 忠克様よりお祝いのメッセージをいただきました。次いで、第1期修了生がASD projectでの学び、現在の現場での活動について、得られた成果や今後の展開について報告を行いました。また、発達症支援と学術的エビデンスと題して、京都市立芸術大学 教授 松井紫朗 先生より「アートの視点と発達症」大阪大学大学院連合小児発達学研究科 教授 片山 泰一 先生より「子供みんなプロジェクトと大阪府支援体制整備事業の経験からみた京大ASD projectの意義」、上越教育大学 教授 内藤 美加 先生より「子供の認知発達と教育ー記憶研究からのエビデンス」というテーマでご講演をいただきました。最後に、実行委員の義村 さや香 先生よりプログラムの評価に関する報告、運営委員、外部評価委員の先生方からコメントをいただきました。

今回のシンポジウムを通じて、第1期生の輩出及び現場での活躍というせいかだけではなく、広報やその後の支援という課題も明確になりました。今後は、さらに縦や横の繋がりを意識した支援により発達症支援ネットワークを形成してまいります。

第1期生フォローアップシンポジウム冊子